10/03/20 21:16:27
食堂やハンバーグ店を展開する半田屋(仙台市)が、王将フードサービス(京都市)と
提携し、中華料理店「餃子(ギョーザ)の王将」をフランチャイズ(FC)展開することが
17日、分かった。FC1号店は仙台圏南部への11月出店を計画し、用地の取得交渉を
進めている。
FC店とは別に、王将フードサービスは7月下旬、仙台市東部に直営店を開店させる計画を
決定。昨年12月に開店した「仙台一番町店」と合わせ、餃子の王将は仙台圏で3店となる。
FC、直営の新設2店はいずれも郊外に立地し、店舗面積が約300平方メートル、座席数
約80。FC店は仙台圏南部の国道4号沿い、直営店は仙台東部道路・仙台東インターチェン
ジ近くの県道仙台塩釜線(産業道路)沿いに出店する。
半田屋はFC店のスタッフを育成するため、1年ほど前から社員6人を王将フードサービス
に派遣し、王将流の調理や店舗経営のノウハウを学ばせている。
半田屋の半田英俊社長(59)はかつて王将で修業したことがあり、王将フードサービスの
大東隆行社長(69)と旧知の間柄。王将の東北進出にも協力した経緯がある。
大東社長は「仙台一番町店が順調に推移しており、王将が東北でも受け入れられていると
実感している」と話す。半田社長も「FC展開を拡大させたい」と意欲を語る。
王将フードサービスは今後数年で東北に20~30店を出店する計画。主力メニューの
餃子の具材などは現在、千葉県船橋市の自社工場から調達しているが、店舗網拡大に伴い、
仙台市内にセントラルキッチン(集中調理工場)を建てる意向だ。
ソース:河北新報
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