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IHIは11日、子会社のIHIシバウラ(ISM、本社・長野県)が業界唯一となるオゾン水を用いた内視鏡殺菌機「OED-1000」を
開発、厚生労働省の薬事認可を取得したと発表した。
消毒液であるオゾン水の濃度制御・管理が可能で、安定性の高い殺菌能力を発揮する。
薬剤を使用しないため残留毒性がなく、ランニングコストも抑えられる。
医科機械・介護用品を展開する新鋭工業(本社・埼玉県)を通じ販売を開始、国内外で年間1000台の販売を目指す。
消毒剤を用いた内視鏡殺菌機は、薬剤が高価、残留毒性が高い、殺菌後に内視鏡の洗浄や排水処理が必要なため
高コストなのが課題。
これに対してOED-1000は、オゾン水を使用することで、高い殺菌力を付与しつつ、残留毒性とランニングコストの
問題を解決した。殺菌後にオゾン水中のオゾンは分解することから、排水をそのままシンクに流すことできる。
▽ソース:化学工業日報 (2010/03/12)
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