10/03/16 00:53:07
スギノマシン(魚津市)は2011年中にアラブ首長国連邦(UAE)に営業拠点の設置を目指す方針を決めた。
中東の産油国での石油精製プラントの製造を支援する。同社の新たな国への海外進出は4年ぶり。
日本貿易振興機構(ジェトロ)によると、UAEには日本国内の52社が進出しているが、北陸からは初めてとなる。
同社では、今後はサウジアラビアやイランなどの産油国で原油を輸出するだけでなく、石油精製プラントの建設が
加速するとみており、熱交換機や配管などを設置する際の工具や駆動装置などに加え、メンテナンス需要が見込めると判断した。
同社は中国をはじめメキシコやタイなど海外に営業拠点を6カ所持っており、UAEは7カ所目となる。
石油精製プラント関係ではインドネシアのスマトラ島でも受注実績を持っており、中東ビジネスについては5年前に開設した
チェコのプラハの営業所や本社で対応していた。
杉野太加良社長は「原油の付加価値を高めるため今後は産油国内での精製がさらに進むはずで、来年中に実現したい」としている。
▽ソース:北國・富山新聞 (2010/03/11)
URLリンク(www.toyama.hokkoku.co.jp)