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たて編みニットの川田ニット(富山県南砺市、川田常晴社長)は、編む前に糸を整える前工程「整経(せいけい)」の新型機を
開発した。手作業で糸を交換する工程を自動化し、衣料生地のサンプル品づくりにかかる時間を従来機の10分の1程度に
短縮できる。人手の少ない中小ニットメーカーでも、製品サイクルが速いファッション業界に対応しやすくなる。
6月をメドに実用化し、年内にも販売する計画だ。
整経とは、糸を編み機に送る前に、数百本の糸を均一に巻き付ける作業工程。従来は編み機に送るたびに糸を掛け替え
糸を手作業で交換する必要があった。
同社が開発した新型機は、糸巻きから糸巻きに糸を取り付けることで、糸の掛け替えを不要にした。
手作業による糸の交換をしなくても、編み機に糸を送れる。
作業者が1人の場合、従来は丸1日かかっていた工程が、10分の1の1時間程度に短縮できる。
▽ソース:日経ネット (2010/03/10)
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