10/03/12 14:48:15
コンビニエンスストア大手のミニストップは10日、平成22年度上期の戦略説明会を
東京都内で開催した。昨年秋に国内全店(約2000店)で導入したセルフコーヒーのブラン
ド力の向上や4月上旬から会員限定でクーポン付きのメールマガジンを配信するサービスを
開始することを明らかにした。
ミニストップのコーヒーは、レジでカップを受け取り、顧客自身が専用のコーヒーマシン
から注ぐスタイルで提供している。コンビニでいれたてのコーヒーが味わえることで、売れ行
きは好調。多い店では1日200~300杯も販売するという。現在はホットコーヒーのみ
販売しているが、気温の上昇に合わせて、今春からはアイスコーヒーも販売する。阿部信行
社長は「ミニストップへの来店の動機になるように訴求していきたい」と語った。
会員登録した顧客の携帯電話に毎週配信するメールマガジンには、ミニストップの主力商品
である店内調理のデザートや唐揚げなどのファストフードが割引になるクーポン券をつける
ことで、来店を促す考えだ。同時に、ファストフードの商品力も強化する。今春には、主力の
ホットドッグ「GーDOG」に粗挽きソーセージにハニーマスタードを合わせた「グリルポー
ク」や「クランキーチキン」などの大型商品を続々と投入することで、固定客の獲得を目指す。
消費不況の影響やタスポ効果の一巡で苦戦が強いられている。同社の既存店売上高は21年
6月~22年2月まで9ヵ月連続、客数は21年7月~22年2月まで8ヵ月連続で前年実績
を下回っている。こうした施策を実施することで、早期回復につなげる考えだ。
ソース:MSN産経ニュース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)