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格付け会社フィッチ・レーティングスのディレクター、クリストファー・プライス氏は、ギリシャ政府が
財政赤字削減計画を実行に移すとの保証はないとの認識を示し、内閣に不協和音の最初の兆候が
表れ始めていると指摘した。
プライス氏は9日、ロンドンでの会議で、ギリシャは先月「説得力のある」予算を示しており、先行きは
短期的には「恐らく問題ない」と語った。その上で同氏は、向こう6-9カ月の見通しはより不透明であり、
フィッチはギリシャ政府よりアイルランド政府の方を信頼していると述べた。フィッチはギリシャ国債格付けを
昨年12月8日に「A-」から1段階引き下げ、投資適格級で下から3番目の「BBB+」とした。格付け見通しは
「ネガティブ」。
プライス氏は「世論は驚くほど支持しているが、水面下では不満の声もくすぶっていることは確かであり、
ギリシャ内閣内に不協和音が出始めていることは明らかだ」と語った。
▽ソース:Bloomberg (2010/03/08)
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
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