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民家の玄関先でリンゴやミカンなどを高額で売りつける「押し売り」を巡るトラブルが増えている。
果物の訪問販売は2009年12月の改正特定商取引法施行で規制対象に加わったが、販売者の連絡先が分からず
被害回復の難しいケースが大半。国民生活センターは「ドアを開ける前に訪問目的を確認し、必要がなければ
きっぱり断って」と注意を呼びかけている。
「ミカンはいらないか」。香川県の80代男性は09年10月、自宅を訪ねてきた販売業者から勧誘を受けた。
近くに止めたトラックまで見に行き、1箱千円と聞いて購入を決めたが、自宅に運んでから1万4千円を請求された。
「高いから返す」と断ったものの「できない」と押し切られ、仕方なく払ってしまった。連絡先が分からず
返品もかなわなかった。
こうしたトラブル相談は、06年度の43件から07年度に60件、08年度に127件と急増。09年度は1月末までで
145件とさらに増えている。
▽ソース:日経ネット (2010/03/05)
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