【経済】21世紀の“朝鮮特需”を狙え--日経ビジネス [03/03]at BIZPLUS
【経済】21世紀の“朝鮮特需”を狙え--日経ビジネス [03/03] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
10/03/03 22:23:34
電機・自動車など世界で躍進する韓国メーカーへの脅威論が高まっている。しかし日本の
部品・装置メーカーにとって、韓国勢の好調はむしろ追い風だ。日本の技術で、韓国が
作り、中国に売るトライアングルが特需を生んでいる。

日本企業が業績低迷に苦しむ中、韓国メーカーの躍進が著しい。2009年12月期、電機
大手のサムスン電子は日本円換算で売上高が約11兆円、営業利益は9000億円近くに達した。
2009年に中国や米国でシェアを高めて販売台数で世界5位になった現代自動車も、大幅な
増益になっている。

韓国メーカーはソニーやパナソニック、トヨタ自動車など日本勢を脅かすライバルと
見られがちだ。

しかし日本の産業全体を俯瞰すると違う風景が見えてくる。日本の部品メーカーや装置
メーカーにとり、韓国企業の好調は大きなビジネスチャンスになっている。

■現代自動車から100万台分受注

韓国“特需”に沸く日本の自動車部品メーカーがある。椿本チエイン。エンジンのバルブ
の開閉を制御するタイミングチェーンドライブシステムを製造する。現代自の新型エン
ジン向けに年間100万台分を初めて受注した。供給先は現代自の中小型車10車種で、台数は
同社の世界販売の約4分の1に相当する。

今年1月から現代自が世界で生産する新型車に、チェーンドライブシステムの供給を開始。
年間20万台分から始めて、2012年度に100万台分を供給する計画だったが、「現代自の
販売が好調で、年間150万台分以上になる可能性が高い。供給時期も前倒しになりそうだ」
(椿本チエイン)。

当初は日本国内などから現代自の世界の工場に供給する。椿本チエインは2011年の完成を
目指して韓国に工場を建設中だ。工場完成後は日本から部品を輸出して、現地で組み立てる。

椿本チエインは氷山の一角に過ぎない。あるトヨタ系の燃料制御部品メーカーも、現代自
グループ向けの受注が好調だ。既に売上高の約1割を韓国向けが占めるまでに成長した。

このトヨタ系部品メーカーは、トヨタへの配慮から社名を出さないことを条件に取材に
応じた。「昨年春には、韓国メーカーの生産台数が減少すると考えていたが、予測は
何度も引き上げられた。2010年3月期は韓国向けが前期比でプラスになり、今後も受注は
増えそうだ」(同社)。

クルマの低燃費化が進む中、この分野に強い日本メーカーの部品を採用することに韓国勢
は積極的だ。表立ってアピールしない企業も多いが、低燃費技術に優れる日本の部品
メーカーでは韓国からの受注が増えている。

部品だけでなく日本の装置メーカーにも追い風は吹いている。工作機械の頭脳に当たる
「CNC(コンピューターによる数値制御)」装置に強いファナック。 CNC装置は、IT
(情報技術)関連や自動車などの工場で使われる。同社は業績回復が著しく、1月末に
2010年3月期の営業利益の予想を4月時点の2倍に当たる472億円に上方修正した。日本の
主要工場では、昨年11月以降はフル稼働の状態が続く。

ファナックはCNCで圧倒的な世界シェアを握っており、韓国の工作機械メーカーに中核
部品として供給する。韓国勢は、設備投資が活発な中国向けを中心に工作機械の販売を
伸ばしている。その動きが、ファナックの業績回復に貢献している。

※続く

◎ソース URLリンク(business.nikkeibp.co.jp)


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