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[ワシントン 24日 ロイター] 国際通貨基金(IMF)の
ストロスカーン専務理事は24日、中国人民銀行(中央銀行)の
朱民副総裁を特別顧問に迎える人事を発表した。就任は5月初めの予定。
要職への中国人起用としては、IMF史上最高位の人事で、
世界経済において急速に存在感を高める中国と、意思決定プロセスでの
新興国の発言力向上を目指すIMFの取り組みを反映している。
ストロスカーン専務理事は声明で
「朱民副総裁は、私や私のスタッフとともに加盟国が今後直面する課題に
立ち向かい、IMFがアジアや新興国市場に対するより広範な理解を
深める上で、重要な役割を果たす」と指摘した。
中国は長年IMFに対し、同国からの要職への起用を求めていたが、
日本がアジア代表として副専務理事のポストを占めていたことから、
実現しなかった。
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