【鉄道関連】つくばエクスプレス(TX)沿線開発/将来負担倍増1020億円・・・茨城 [10/02/20]at BIZPLUS
【鉄道関連】つくばエクスプレス(TX)沿線開発/将来負担倍増1020億円・・・茨城 [10/02/20] - 暇つぶし2ch1:@@@ハリケーン@@@φ ★
10/02/21 15:53:46
 つくばエクスプレス(TX)沿線にある県保有地の処分が進まず、損失が膨らんでいる
問題で、県は19日、後々に税金で穴埋めする可能性がある「将来負担」を従来見通しより
455億円積み上げ、1020億円に修正した。県議会出資団体等調査特別委員会で明らかに
した。負担が1・8倍になったのは、売却し終わる時期を延ばし、その間の金利負担などを
反映させた結果だ。売却が進まなければ税負担はさらに膨張する。

 県は、TX沿線で塩漬けになっている商業地や住宅地の処分期間を10年延長し、2029
年度までに変更。さらに地価は10年間で年2%の下落を見込んだ。県は「(修正前は)
不況になる前の見込みだった。しかし、ここ1~2年の土地の処分状況と地価動向を織り込ま
ざるを得ない」と説明した。

 県は昨年6月、TX関連の土地の将来負担を860億円から840億円(08年度決算ベー
ス)に下方修正していた。今回は、国からの交付金や県債発行を元手に県が処理した52・6
ヘクタールを除き、売れ残っている約300ヘクタールについて再評価した。

 TX開発に伴う土地の保有に絡み、県が発行した県債(借金)はまだ1847億円が残る。
金利負担は毎年30億円に上っている。県は「将来負担の大きさから、すぐに対策に取りかか
る必要がある」とし、09年度最終補正予算案で借金返済用の基金から100億円を取り崩し
て償還を前倒しする。また、土地の売却益によって返済を開始する予定だった上下水道などの
設備負担については、10年度当初予算案に6億5800万円を計上してしのぐ考えだ。

 しかし、負担見通しは土地の処分次第だ。

 県が05年度からの5年で売却できたのは41・3ヘクタール。09年度は27・1ヘクタ
ールの販売目標に対して、販売は3・8ヘクタールにとどまっている。県は10年度の売却
目標を5・3ヘクタールに抑え、13年度以降は年16・3ヘクタールとはじき直した。

 TX沿線では、住宅地で唯一上昇していた守谷市の地価も09年7月の調査で前年比4%
下落している。県は説明資料に、「今後の土地処分状況や金利・地価の動向によっては、
さらに(負担が)増額となることも懸念される」と注意書きを記載した。

ソース:asahi.com
URLリンク(mytown.asahi.com)

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