10/02/20 15:37:22
金融を含む東証一部上場企業の2009年10~12月期の経常利益の総額が、7兆1000
億円となり、一昨年秋のリーマンショック直前に当たる08年7~9月期の7兆円を上回った
ことが19日、日興コーディアル証券の調べで分かった。企業業績が最悪期を脱し、着実な
回復基調にあることがあらためて浮き彫りになった。
東証一部で3月期決算の1319社が対象。四半期ごとの経常利益は、5兆2000億円の
赤字となった09年1~3月期から“V字回復”を果たした。ただ、09年4~12月期
業績の累計では前年同期比8・4%の減益で、利益水準は回復途上だ。
また金融を除く1189社でみると、09年10~12月期の経常利益の総額は6兆円で、
08年7~9月期(6・9兆円)の水準に達していない。これは建設や不動産、情報通信、
陸運など内需型企業の業績が低迷しているためで、「足元の景気は、外需が好調で内需が
低迷している『外高内低』の状況にある」(橘田憲和ストラテジスト)としている。
ソース:SankeiBiz
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