10/02/18 15:51:28
静岡市が、市内の中山間地振興のため「3年間家賃タダ」をうたい文句に入居者を募集した空き家6軒に、
57件もの応募が殺到していることが分かった。
北海道など県外や国外居住者も含まれており、応募者の多くは自然の中での子育てにあこがれを
示しているという。
市広域政策課は、高齢化や過疎化が進む葵区の大川地区や清水区の両河内地区で計6軒の空き家を
借り上げ、移住希望者に3年間、光熱費のみで貸し出すことを決めた。
中学生以下の子供がいることや、パソコンを使ってブログで居住地の情報を発信することなどを条件に、
1月下旬から募集を始めた。
その後、県内外から応募が相次ぎ、中には北海道生まれで今も道内に住む会社員家族や、
国際結婚の末に英国に住む女性家族などもいた。
子連れの家族が大半で6、7日の内覧会は、延べ104組が参加。「農作業ができる農地はないか」
「小学校までどれくらいか」などの質問が出たという。
15日の締め切りまでに、問い合わせは174件に達し、同課は手応えを感じている様子だ。
今後、申し込み書類の応募理由などを吟味し、3月初旬に入居者を決める。
4月以降、順次入居を始めてもらい、合わせて市の中山間地の総合情報サイト「杜の里」に入居者の
ブログを開設する。
一方で同課は、入居者が地域にスムーズになじめるよう、地元住民に対する説明会も開いており、
若い世代を中心に、新住民の受け入れのムードは高まっているという。
同課は「家賃無料もさることながら、豊かな自然の中での子育てに意義を見いだした応募者が
多かったようだ。入居者は早く地元に溶け込んでもらい、中山間地の活性化に向けた情報を
どんどん発信してもらいたい」と話している。
ソースは
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
入居希望者が殺到した空き家(静岡市葵区横山、市提供)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
静岡市 URLリンク(www.city.shizuoka.jp)