10/02/21 13:21:59 ArskadFk
貿易黒字と、外国に金を貸すのは全く同じこと。
例えば、日米貿易で、日本側が黒字だと、日本が受け取る貿易代金の方が、アメリカが受け取る貿易代金より多い状態。
そういう状態は、多く受け取る側の日本が、代金の差額を何かの形でアメリカに渡さないと絶対に成立しない。
実際の日本の国際収支では、貿易黒字から旅行収支などの赤字を引いた金額(経常黒字)に対して、
資本収支(金の貸し借り)で完全に同額の赤字が発生して、収支がゼロになってる。
資本収支の赤字=外国に対する貸付は、輸出した時点で、外国に対する輸出代金の債権として輸出企業に発生したもの。
それを市場を通じて日銀が買い取って、米国債として運用しているのが外貨準備。
輸出という行為そのものが、貿易黒字と完全に同額の資本収支の赤字を生み出していて、
貿易黒字というのと、外国に金を貸すというのは全く同じ経済現象を、別の言葉で表現してるだけ。