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米財務省が16日発表した2009年12月末の国際資本統計によると、
日本の官民が保有する米国債残高が7688億ドル(約69兆円)となり、
7554億ドルだった中国を抜いて再び世界一となった。
中国は08年9月末以降、日本を抜いて世界一の保有国となっていた。
中国が米国債の保有をやや減らした一方、日本の民間金融機関が購入を増やしたことが背景だ。
中国は09年5月に8015億ドルまで保有量を増やしたが、その後はやや減らしている。
中国は人民元相場を低く抑えるために外為市場で元売り介入を実施しており、外貨準備自体は増加している。
外貨準備でのドルの比率を落として、他通貨や金などの保有を増やしている可能性が高い。
一方、日本では民間の機関投資家が運用難を背景に米国債の購入を続けている。
米国内の信用リスクの高い金融商品から国債に乗り換えている可能性もある。
ただ、ドル安の懸念もあり、米国債への集中投資にはリスクも伴う。
日本の「世界一」が今後も続くかどうかは不透明だ。
ソース:NIKKEI NET
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ソースのソース:U.S. Department of the Treasury
TREASURY INTERNATIONAL CAPITAL DATA FOR DECEMBE
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