10/02/11 10:58:55
「ゆとり世代」の次は、「さとり世代」なのだという。
「ゆとり世代」とは、バブル景気の頃に生まれ、02年度の学習指導要領による、ゆとり教育を受けた世代のこと。
本人たちのせいだけではないのだが、勉強すべきことをしてこなかったため、
「あいつは“ゆとり”だから」と、半ば蔑称として使われることが多い。
これに対し、にわかに注目を集めているのが、「さとり世代」だ。
発端は、昨年末に発売された新書「欲しがらない若者たち」の記述。
最近の若者の消費動向について、
「車に乗らない。ブランド服も欲しくない。酒を飲まない。旅行をしない。恋愛に淡泊。貯金だけが増えていく」と紹介したところ、
ネットを中心に活発な議論が交わされるようになった。
「欲しがらないのではなく、お金がないだけ」
「生まれた時から不景気だった」
「頑張っても、できることは知れている。身の丈にあった幸せがあれば、高望みはしない」などという意見に交じり、
「諦観しているさとり世代」という書き込みが登場したことで、注目を浴び始めた。
「“さとり”は単に年代論ではなく、ムダなエネルギーを使わない若者の総称になっています。
30代半ば以下に多く見られ、草食系に通じるところがある。
堅実な生き方を好むので、まじめに勉強もしているし、本も読んでいるのが“ゆとり”との大きな違いです」(ITジャーナリストの井上トシユキ氏)
部下に持つなら、「ゆとり」より「さとり」の方が使いやすそうだが、若いうちからそんなに欲のない人生で楽しいのかね?
いまだに煩悩を捨てられないオジサンには分からん世界だ。
ソース:livedoorニュース(日刊ゲンダイ2010年2月8日掲載)
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