10/02/04 08:53:58
コカ・コーラの国内最大手ボトラー、コカ・コーラウエスト（福岡市）が３日発表した
２００９年１２月期連結決算は、売上高が前期比６．５％減の３６９６億円で、
純損益は前期の１億２千万円の黒字から、７５億円の赤字に転落した。
赤字は１９９４年の株式上場後初。不況で節約志向が広がったり自動販売機が多い
工場の稼働時間が減ったりして、定価で飲料を売る自販機による販売数量が前期比
８．３％も減った。
会見した宮木博吉専務は「低価格の店で飲み物を買う人が増えた」と悔しがった。
同社は九州北部、中国、近畿の２府１２県で営業している。自販機による販売数量は
全体の３割を占める。０９年末の自販機台数は２７万３千台で前年比０．５％減に
とどまったが、利用者が減った。
工場や事務所の一時帰休や操業短縮、残業減少が響いたとみられる。
コンビニエンスストアの販売数量も１．４％減った。夏場の悪天候も響いた。
一方、格安の飲み物を売るディスカウントストア、ドラッグストア、スーパー向け
販売数量は５．２％増え、全数量の２６％を占めた。
損益も自販機売り上げの減少で悪化した。昨年５月閉鎖した滋賀工場など不動産の
減損損失も約６０億円計上した。
１０年１２月期は、売上高が前期比０．１％減の３６９３億円、純利益は３６億円で
黒字転換をめざす。１０年後半の消費回復を見込み、営業や物流コストの削減を進める。
宮木専務は「石油系樹脂の量を減らしたペットボトルを使った『環境に優しい』商品を
アピールし、低価格ではなく付加価値で勝負したい」と話した。
ソースは
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“コカ・コーラウエストの業績”というグラフは
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■コカ・コーラウエスト URLﾘﾝｸ(www.ccwest.co.jp)
2010年02月03日 平成21年12月期 決算短信（635.7KB)
URLﾘﾝｸ(www.ccwest.co.jp)
株価 URLﾘﾝｸ(company.nikkei.co.jp)