10/02/03 17:41:30
JA全中(全国農業協同組合中央会)の担当者は、輸入を減らすため
日本が飼料用米の生産を10倍以上に拡大する可能性があるとの見方を示した。
JA全中の農業対策部・水田農業対策課の一箭拓朗・課長によると、
日本は飼料用米の生産を昨年の2万3264トンから30万トンに増やすことを
計画している。時期については特定していない。
トウモロコシと小麦の需要の大半への対応を輸入に依存する日本は、食糧輸入への
依存度低下を目指している。中国の成長や世界の人口増加、食生活の変化による
供給逼迫(ひっぱく)への懸念が背景にある。政府は2010年度に国内の大豆や
小麦、米を含む飼料用穀物の生産を支援するため2170億円を支出する計画だ。
一箭氏は2日のインタビューで、政府が生産者へのインセンティブを増やしている
ため飼料用米の生産は増加するだろうと指摘。コスト面で可能なら、飼料メーカーは
輸入トウモロコシの代替として米を利用するとの見方を示した。
◎ソース
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)