10/02/01 21:09:21
搭乗率保証が設定されている静岡空港の日本航空福岡線に対して、県は8000万円の利用促進策を
打ち出しましたが、これについて全日空が再検討するよう県に申し入れたことが分かりました。
県は福岡線の利用促進に向け、先着1000人に2泊3日で通常5万円のツアーを半額で提供する
若者向け「格安ツアー」など、合わせて約8000万円の緊急対策を実施します。
これに対し、沖縄線や新千歳線を運航する全日空が、「1社1路線だけを税金で支援することは不公平だ」
として、県に再検討するよう申し入れたことが分かりました。
全日空静岡支店によりますと、「緊急対策は大規模な上、冬場で各社とも需要が落ち込んでいるだけに、
水を浴びせられた形だ」としています。
県が1日発表した日本航空福岡線の搭乗率は、無料搭乗者を含む先月末までの累計で64.4%でした。
搭乗率保証の対象となる搭乗者は、県発表より平均2.1%低く、この数値で計算すしますと現時点で
約2億2100万円を日本航空に支払うことになります。
今回の申し入れに対して県企画部は「趣旨は理解できるが、県としては日本航空福岡線の搭乗率を
上げるため最大限努力している」とコメントしています。
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