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ホンダは29日、パワーウインドーのスイッチの不具合で発火する恐れがあるとして、
北米や欧州、アジアなどで約64万6千台を改修することを明らかにした。
米国とカナダ、英国ではリコール(無料の回収・修理)を当局に届けた。
リコール制度のない国や地域でも自主改修する。
南アフリカで1件、米国で2件の計3件の発火事故があった。
対象は小型車「フィット(ジャズ)」と小型セダン「シティ」。
使用している部品が異なるため、日本国内ではリコールしない。
日本メーカーではトヨタ自動車も大規模なリコールを発表しており、品質を高く評価されてきた日本車への信頼が揺らぐ可能性もある。
ホンダによると、スイッチのすき間から塩分を含んだ水が染み込んだ場合、内部の基盤が腐食して煙が出たり、発火する可能性があるという。
昨年9月に南アフリカで起きた事故では、不具合との因果関係は明らかではないが、車内にいた女児が焼死したという。
煙が出たり、発熱して車内の一部が溶けたりする事故も含めると合計19件になるとしている。
ソース:47NEWS
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