10/01/27 23:36:22
【塾や習い事の支出、大幅減 不況、教育費も直撃】
塾やけいこ事など、各家庭が2008年度の1年間で学校以外の教育にかけた
「学校外活動費」が前回06年度の調査に比べて大幅に減っていたことが27日、
文部科学省の調査でわかった。高校では私立が1人当たり23.9%(6万2千円)減
の約19万8千円、公立は9.8%(1万7千円)減の約15万9千円と、いずれも
94年に現在の形の調査が始まって以来、最低に。不況の影響が教育費にも表れた格好だ。
調査は抽出方式で2年に1回実施。今回は約2万3千人から有効回答を得た。
それによると、「学校外活動費」は、私立小と公立中以外の学校種で軒並み減少。
公立幼稚園(19.9%減)、公立小学校(11.1%減)でも下げ幅が大きかった。
学校外活動費の中身を、塾や家庭教師、参考書代など勉強関連だけに絞ると、例えば
高校では私立が31.4%減の約14万4千円。公立は7.7%減の約12万6千円
だった。私立は授業料が高い分、それ以外を切り詰めようという動きがより強く出た
とみられる。他方、ピアノやバレエといった勉強以外のけいこ事の支出も減っており、
公立小では約3万9千円と前回調査から15.5%の減だった。
各学年の平均学習費総額を単純に足し、幼稚園から高校卒業までの総額を出すと、
すべて私立に通った場合は計1663万円で、「すべて公立」の551万円の3倍になった。
◎URLリンク(www.asahi.com)
【志望校落ちたら翌年学費無料に 城南予備校、4月から】
城南進学研究社は27日、千葉、東京、神奈川にある同社の大学受験予備校
「城南予備校」で今年4月から、高校3年生らを対象に志望大学に落ちた場合は
次年度の学費を無料にする「現役合格保証コース」を設ける、と発表した。
少子化の中で、指導強化に加えて新サービスを提供し、受講生の増加を目指す。
志望校の入試に必要な授業を週に五つ以上受講することや、授業の75%以上に
出席することなどが条件。(共同)
◎城南進学研究社 URLリンク(www.johnan.co.jp)
◎URLリンク(news.www.infoseek.co.jp)