10/02/06 16:06:03 9Qij+lH4
日本国債は大丈夫だと思われているのではなく、
海外は自分たちには関係ないと思っているだけなんだよ。
日本国債はほとんど国内消化されてきたからね。
それと、国民もまだ財政が悪いことは知っていても、消費税を
少々あげればなんとかなる程度の認識しかない。
自分たちの郵貯や銀行の定期預金が国債の原資なんて意識も希薄。
このバランスでいまは平穏を保っていられる。
問題はこのバランスが保てなくなる可能性が近い将来起きる可能性が高い。
一つは債務残高がハイペースで積み上がり、国債の国内消化が難しくなる
事態。国民の金融資産が1400兆円といっても、金融負債が300兆円
前後あるの、正味は1100兆円前後。経常黒字とかもあるので、1100
兆円超えたら即アウトではないが、さすがに国内の国債消化能力が限界に
なる。ちなみに国民・企業の海外資産は国債購入の原資にはならない。
バランスを崩す要因の一つが老齢世代の預貯金の取り崩しと若年世代の貧弱な
貯蓄率。老齢世代は自分たちの医療費や介護費用の補填に定期預金を取り崩す。
銀行は払い戻しの為に現金が必要になる。そのため、国債の売り圧力がかかる
のだ。