10/01/25 08:34:26
三菱電機は将来の調達難などが予想される希土類(レアアース)を使わずに、
高出力自動車用モーターを開発した。
電磁石を応用し、磁力を有効利用できる構造を突き止め、採用した。
ハイブリッド車や電気自動車に搭載するモーターと同等の性能を引き出せる
見通し。モーター価格の安定につながるという。
2011年度までに技術的な課題を解決し、事業化の検討に入る。
ハイブリッド車などに使う駆動用モーターは、回転体にある永久磁石と、
固定部の電磁石を反発させて回転力を生む。
強い磁力と耐熱性を発揮させるため、永久磁石には現在、ネオジムや
ディスプロシウムなどの希土類を使う。
ネオジムの価格は1キログラムあたり20~30ドル、ディスプロシウムは
同150ドル前後で、
使用量が数百グラムにものぼるため、自動車用モーターの価格を押し上げる
要因になっている。
開発したモーターは回転体にも電磁石を使う。回転体から磁気が漏れて
回転力が弱まるのを回避するため、磁気の漏れやすい場所に酸化鉄を主成分
とした安いフェライト磁石を配置して性能を高めた。
ソースは
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
三菱電機 URLリンク(www.mitsubishielectric.co.jp)<)
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