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大阪府立産業開発研究所がまとめた平成２１年１０～１２月期の府景気観測調査は、企業の景況感を
示す業況判断ＤＩ（「上昇」と答えた企業と「下降」と答えた企業の割合の差）がマイナス４２．９となり、
前回調査から１．６ポイント悪化した。アジア向けなどの輸出が牽引（けんいん）した製造業は２．７ポイント
改善したものの、非製造業は３．６ポイント悪化し、不況による消費の低迷が景気に影を落とした。
設備投資については、前年同期に比べ「減少」と答えた企業が２．０ポイント上昇の２４．０％、「増加」の
企業は０．６ポイント下降の８．０％と抑制傾向が強まり、「設備投資なし」の企業割合も１．５ポイント上昇の
４４．６％に上る。
出荷・売上高ＤＩは３．７ポイント改善してマイナス３５．６となったほか、「黒字」と答えた企業から「赤字」の
企業を引いた営業利益判断ＤＩも８．３ポイント改善してマイナス２７．８となるなど、好転の兆しはあるが低水準。
同研究所は「景気は横ばいで推移し、厳しい状況が続いている」としている。
▽ソース：MSN産経ニュース （2010/01/19）
URLﾘﾝｸ(sankei.jp.msn.com)
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