10/01/21 23:01:35
米金融大手ゴールドマン・サックスが21日発表した2009年10~12月期決算は、
純利益が49億4800万ドル(約4500億円)となり、前年同期(9~11月期)の
21億ドルの赤字から大きく改善した。賞与など人件費を大幅に減らし、利益が急増。
これにより四半期ベースで過去最高となった。1株当たり利益は8.2ドルと
市場予想の5.2ドルを上回った。
事業会社の粗利益にあたる純営業収益は96億1500万ドル。金融危機のさなかで
約16億ドルの営業赤字を計上した前年同期から回復した。ただ、前の四半期である
7~9月期からは22%減少。市場環境が良好だった7~9月期に比べ、トレー
ディングや自己資金投資の収入が減った。株式・債券の引き受けなど投資銀行部門は
急増した。
高額報酬への批判に対応し、7~9月期には53億ドルを計上した人件費を10~12月期は
計上しなかった。逆に報酬のプール金から取り崩して寄付したことで、コストが
大幅に減った。
◎ソース
URLリンク(www.nikkei.co.jp)
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