10/01/20 12:51:21
【米ボーイング:日航からの受注数は計71機-公表分を21機上回る 】
米航空機メーカー、ボーイングは19日、会社更生法の適用を申請した日本航空からの
受注数は合計71機であることを明らかにした。このうち21機はこれまで公表されて
いなかった。
アイルランドのダブリンでインタビューに応じた商業用航空機部門のマーケティング
責任者、ランディ・ティンセス氏によると、日航からの受注の内訳は、短距離型
「737」が20機、広胴型の「767」と「777」がそれぞれ9機と7機、最新鋭「787
ドリームライナー」が35機となっている。
日航発注分のうち、10機の737型機と、2機の777型機、9機の767型機が未公表だった。
◎ソース
URLリンク(www.bloomberg.co.jp)
【日航再生、猶予3年 大型機53機引退】
日本航空の再建計画が正式に決まり、同社は新しい体制の下、3年計画で再生への
歩みを始める。政府の全面的な支援を受け、通常の運航、サービスを継続しながらの
再建となる。しかし、世界的な景気低迷と国際競争の激化の中、かつての輝きを取り
戻すのは容易ではない。京セラの稲盛和夫名誉会長を会長とする新体制は抜本的な
経営改革に向け不退転の決意が問われる。
世界の大手企業も業績低迷に苦しむ航空業界。生き残るのは(1)国内外に多くの路線を
持つメガキャリア(2)国内または国際の採算性の高い路線に集中する中堅航空会社
(3)コストを極限まで削る格安航空会社(LCC)―の3タイプといわれる。
日航はどの道を目指すのか。再建計画の最終案からその明確な姿は見えてこない。
企業再生支援機構の中村彰利専務は19日の記者会見で「3年間の計画の中で方向性を
つくっていきたい」と述べた。
日航はグループ人員の約3割に当たる1万5660人を削減するほか、国内外の路線数を
31減らしたり、大型機を53機退役させたりするリストラを実施する。
◎ソース
URLリンク(www.nikkei.co.jp)