10/01/19 19:59:46
西日本鉄道(福岡市)は19日、赤字が続くバス事業の収支改善のため、
今春から2010年度末にかけて高速バスを含む路線バス57路線を廃止、
57路線を減便する方針を発表した。具体的な路線名は公表していない。
今後、関係自治体と廃止・減便に向けた具体的協議を本格化させる。
廃止・減便の対象は、西鉄本体のほか西鉄バス北九州(北九州市)、同大牟田(福岡県
大牟田市)、同佐賀(佐賀市)などを含むグループ計10社の路線。西鉄グループが
現在運行している計約250路線のうち2割強が廃止対象となる。計画が実施されれば
乗務員約200人が余剰となるが、新規採用の抑制などで雇用は維持するという。
計画は2段階に分けて実施。3月1日に高速バス計33路線のうち3路線を廃止、
9路線を減便。3―4月に路線バス15路線を廃止(一部区間の廃止を含む)、
48路線を減便する。秋以降の廃止を予定している39路線(同)については、
今後関係自治体との協議に入る。
西鉄によると、廃止路線は人口が少ない地方部が中心。減便は福岡都市圏でも実施する。
廃止・減便に伴い、福岡地区にある18営業所のうち2―3営業所を11年度末までに
廃止する。
西鉄のバス事業は、景気低迷や「千円高速」の影響で赤字が拡大。09年度は、グループ
全体で約29億円の営業赤字を見込んでいる。
◎西日本鉄道(9031) URLリンク(www.nishitetsu.co.jp)
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