10/01/18 14:37:58 zGyhsRSQ
>>303
昔は個人営業の余地が多かったというのはある。
商業で言うと個人商店の壊滅がそれ。
流通と通信の発達によって街ごとに独立していた商圏が統一され、商店街の出る幕はなくなった。
商店街の連中が若いころに現代にタイムスリップさせても、彼らは絶対に大店舗に負ける。
工業分野では機械での生産をやってなかったからとにかく人手が必要で、
人手を増やすのには町工場に下ろすのも多かった。だから町工場は結構あった。
中卒の、今の高卒より知識が少ない(知能は差がない)連中でも集団就職させるだけの人的需要があった。今はそうでもない。
あとインフラが不足してたから土木需要も多かったが、今はそうでもない。
> 教育をしっかりしないといけないと思う
というコンセプトの元、2000年代前半に資格取得支援とかいくらでもやったが、
今や弁護士さえ余り気味で、並の士業じゃ独立開業できないレベルの人余りに。
いま自営業が成り立つニッチ探しとか知的財産権商売は少数の独占が成り立ちやすく、
昔のように街ごとにニッチがあるとかいう甘い時代ではない。
自立のハードルがだいぶ違うというか、自立の方向性が違う、ということも認識していただきたい。