10/01/17 18:23:22 iU8DsKmY
矛盾していると感じるのは、デフレで国が公共事業をやり需要を創造すべきだという意見が多い2ちゃんで、
また、人材は宝、教育が重要、知財立国を掲げ、博士を増やしてきた日本で、
公共事業で博士を救うことには顔を真っ赤にして「救うな!」と自己責任を強く主張する人が多いこと。
人を教育するというのはものすごく時間がかかる。ならば、すでに基礎教育が済み、1つでも専門がある人間を
どうして活かしていこうとしないのか?1つのことに5年10年と打ち込んだ人というのはまったく使えないということはない。
また、公共事業で研究職(知的職業)をもっと増やすことは可能だが、なぜ肉体系ばかりが優遇されるのか?
いくつか雇用創出の提案をしておく。
・新薬の認可が早くなるよう雇用創出すべし。わざわざフランスとか海外で臨床試験とかしている。
・特許をもっと活用するための雇用創出すべし。
・研究開発の補助職のような、一歩でも早く研究の成果が生まれるような生産性向上につながる職を増やすべし。
さまざまな研究が日々行われているが、実現までに5年10年とかかるものが多い。
これらの時間が短縮されれば外国に先んじることができ、先行者利益が大きな国益となる。
企業ではできないような研究や補助を国が手助けすれば生産性が向上する。
デフレで仕事が無く、且つ付加価値や知識資本主義・人材立国を目指すのであれば博士に投資しても筋は通る。
博士には確かに企業で働くには問題がある。しかし、1つのことに取り組んで仕事をする、また英語力や知識と教養、論文を書く力は
知識資本主義社会では無能ではない。使い方次第で使える人材になるはずである。
>>839
個人に責任がないとは言っていない。他の視点もあって然るべきだと言っている。
あいつはダメだと切り捨てるだけの社会は良くない。また、博士のための雇用創出策を考えて何が悪いのかわからない。
博士だから、高学歴だから救う必要がないという意見には矛盾と差別を感じる。なぜ公共事業で地方の人を救い、
製造業の町工場の職人を救い、銀行員や生命保険会社の従業員、ダイエーやカネボウ、JALは救われるのに、
博士が救われてはいけないのかわからない。