10/01/15 18:56:28
トヨタ自動車グループの労働組合で組織する全トヨタ労働組合連合会(304組合、
組合員31万6000人)は15日、2010年春闘の基本方針案を発表した。
ベースアップにあたる賃金改善の統一要求を3年ぶりに見送る一方で、
定期昇給分に当たる賃金カーブ維持を求める。一時金については年間5カ月以上を
要求する。同日午後に開く、中央委員会で提案し、16日に正式決定する。
春闘相場に大きな影響力を持つ、トヨタ労連のベア要求見送りで、今春闘での
ベアゼロの流れが固まるのは確実。定昇を確保し、実質的な賃下げを回避できるかが、
交渉の焦点となる。
自動車市場は回復の兆しが出ているものの、トヨタ自動車が2010年3月期決算で
赤字を見込むなど厳しい経営環境が続く中、ベア統一要求は困難と判断した。
記者会見した東正元会長は「業績もまだら模様で物価上昇がないなか、ベア要求には
至らなかった」と説明した。
◎全トヨタ労働組合連合会 URLリンク(www.fine.or.jp)
◎ソース
URLリンク(www.sankeibiz.jp)
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