10/01/15 01:26:46
日本経団連は14日までに、今年の春闘交渉で経営側の指針とする
「2010年経営労働政策委員会報告」の最終案を固めた。
連合など労働側は今春闘で統一のベースアップ(ベア)要求を見送る一方、
定期昇給を表す「賃金カーブ」を死守する構えだが、経団連報告は
「労使が自社の収益環境を直視しつつ、賃金カーブを維持するかどうかに
ついても、実態に応じた話し合いを行う必要がある」と強調。
個別の労使交渉では定昇の抑制・凍結など実質的な賃下げも議論の対象になる
との認識を示した。
同報告は、世界的な経済危機に伴う経営環境の厳しさを踏まえ、賃金より
雇用確保を引き続き重視する基本姿勢を改めて打ち出した。
一方で、需要の大幅な回復がないまま雇用確保を長期に継続すれば、
「企業競争力の低下をもたらしかねない」と懸念を示し、時間外労働の削減や
一時休業など労働時間短縮につながる措置の一段の活用を訴えた。
◎社団法人 日本経済団体連合会 / Nippon Keidanren
URLリンク(www.keidanren.or.jp)
◎ソース
URLリンク(www.jiji.co.jp)
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