10/01/11 01:26:13
コスト削減を目指し、ダイハツ工業が調達部門で役職者(課長級以上)約50人の
大半を異動させるなど大規模な“人事改革”を行っていたことが10日、わかった。
異動によって、取引先などとの商慣行やしがらみを断ち切ることが目的。
同社は平成23年度までに、部品メーカーからの調達コストの約3割削減を
打ち出しており、「オープンかつフェアな取引を進める」(同社)という。
「徹底したコスト削減を推し進める」(箕浦輝幸社長)として、同社は昨秋から
調達改革をスタート。改革に関連して今月までに、役職者約千人のうち3分の1を
異動するなど大規模な人事異動が進められた。
とくに改革の根幹を担う調達部門では、役職者約50人の大半が異動。製造や開発
部門など部外からの登用が中心となった。製造現場のノウハウを生かし、取引先への
コストダウンの提案に役立てるという。長年にわたる取引先企業との関係やしがらみも
ないだけに、系列企業が中心となって築いた「下請けのピラミッド構造」にメスを
入れることが可能だと判断した。
同社がホームページ上で調達品目を公開し、新規企業を募集したところ、新たに
180社がエントリーしているという。
ダイハツはコスト削減の具体的な成果を2~3年後に投入するガソリン1リットル
=30キロの超低燃費軽自動車「イース」で実現したい考え。「低価格な軽で
(ユーザーを)呼び込みたい」(箕浦社長)としている。
◎ダイハツ工業(7262)--新規取引先様(サプライヤー)募集中
URLリンク(www.daihatsu.co.jp)
◎ソース
URLリンク(sankei.jp.msn.com)
◎関連スレ
【自動車】ダイハツ、中国メーカーとの合弁解消 ブランド浸透せず--『一汽ダイハツ車体部品』 [01/07]
スレリンク(bizplus板)