【各種学校】大卒者の専門学校入りが急増--就活で就職浪人より「新卒が有利」で [01/09]at BIZPLUS
【各種学校】大卒者の専門学校入りが急増--就活で就職浪人より「新卒が有利」で [01/09] - 暇つぶし2ch1:ライトスタッフ◎φ ★
10/01/09 00:53:58
不況で雇用情勢が悪化する中、就職が決まらない大学や短大の卒業生が専門学校に
入学するケースが増えている。大手の中には、そのような入学者が3年前の1・5倍に
増えた専門学校も出てきた。卒業後、自力で就職活動を続けたり、「就職浪人」で
大学に残るより、専門学校できめ細やかな指導を受け、就職に直結させようという人が
多いためとみられる。

少子化に伴う「大学全入時代」のあおりを受け、専門学校(専門課程)の入学者数は
平成16年度以降、減少している。

文部科学省の調査によると、16年度の33万5102人が21年度は24万7823人
と約9万人も減った。大学や短大を卒業後、専門学校に入学する学生数も17年度の
2万4351人から減少していたが、21年度は前年度比1146人増の2万265人と、
5年ぶりに増加に転じた。

専門学校の入学者のうち大学・短大の卒業者が占める割合も7%台で推移していたが、
21年度は8%を超えた。

文科省は「大学生の就職状況が厳しい中、職業能力を身につけるために専門学校に
入学しようという学生が増えているのではないか」と説明する。

実際、主要な専門学校に大学・短大の卒業者が入学するケースが増えている。

専門学校大手「大原学園」(東京都千代田区)では、首都圏19校の21年度の入学者の
うち、大学、短大卒(中退を含む)の入学者数が3年前に比べ約1.5倍の1237人と
なった。

簿記など「資格取得」に力を入れていた同学園だが、約10年前から企業のニーズに
合わせた人材育成も強化し、就職率を向上させている。同学園本部就職部の堤敦部長は
「学生40人の担任制で、きめ細やかな教育が強み」と話す。

就職が決まらなかった私大4年の女子大生(22)も卒業後、大原学園への入学を決めた。
指導を受けて再度、就活に備える。「就職浪人で大学に残るより、専門学校で学び、
自信を付けたい」という。

日本電子専門学校(東京都新宿区)でも21年度の入学者のうち大卒者が前年度比で
約1割増えた。22年度の出願者(昨年12月24日現在)も、大学・短大の既卒者
(中退を含む)が2年前の同期に比べて38%増。中でも新卒は倍増した。寺脇保
・理事兼広報部長は「厳しい今年の就活を避け、景気回復を待とうという学生も多い」
とみている。

既卒者が専門学校を選ぶ背景について、就職情報会社「ディスコ」(東京都文京区)の
前岡巧調査担当部長は「今の学生はバブル崩壊後の就職氷河期に就職できず、フリーター
になった人たちが、なかなか定職に就けない実態を知っている」と分析する。

日本では新卒でなければ正社員になることは難しいとされる。前岡部長は「大学を卒業
して『既卒』となるより、専門学校から『新卒』として就活する学生が増えても不思議は
ない」と話している。

●就職活動に向けた面接指導。生徒一人一人に合わせた
 きめ細やかな対応で高い就職率を維持する=東京都千代田区の大原簿記学校東京校
URLリンク(sankei.jp.msn.com)

◎ソース
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