10/01/08 17:46:02
■3月末 維持費年間3000万円カット
「高速1000円」の影響などで経営難に陥っている明石市と淡路島を結ぶ
「明石淡路フェリー(たこフェリー)」は7日、所有する3隻のフェリーのうち
「あさなぎ丸」(1381トン、467人乗り)を3月末でタイのフェリー会社に
売却すると発表した。年間の維持費約3000万円がカットできる。2隻体制で
運航ダイヤは維持できるが、昨夏に好評を博した「ビアガーデンクルーズ」などの
イベントや繁忙期の増便が難しくなる。
同社によると、あさなぎ丸は、同社の前身・明岩海峡フェリーが1991年に建造。
船体にイルカの絵が描かれ、明石―岩屋港間を年間約4500往復するなど利用者に
親しまれていた。
昨年3月末以降、本格的に始まった高速道路料金の土、日曜、祝日の引き下げの
影響で、売上高が前年同期比でほぼ半減。経営改善のため、売却に踏み切った。
売却額は1億円以上といい、同社は「残りの2隻がドック入りした時は予備の船が
なくなって減便ダイヤになるなど、乗客に迷惑がかかる。航路維持のために理解して
ほしい」としている。
●経営難のため、売却が決まった「あさなぎ丸」(明石海峡で)
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
◎明石淡路フェリー/たこフェリー
URLリンク(www.taco-ferry.com)
◎ソース
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)