10/01/07 08:59:09
ソースは
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トヨタ自動車が、インドのモーターショーで2011年に発売する新興国向け小型車
「Etios」(エティオス)を発表した。開発責任者の則武義典チーフエンジニアが
6日、朝日新聞などのインタビューに答え、今回の開発を通し、トヨタが安く車を
つくる方法を体得したことを強調した。主なやり取りは次の通り。
―販売価格を1台50万ルピー(約100万円)以下に抑えることができたようだが、
どうやって原価低減を。
「部品を一つ一つ点検し、インドのユーザーに必要のないものを減らしたり、複数の部品を
一体化したりして、効率的な構造にした。部品の数が減ると、組み立てる際に工場のラインが
短くなる。組み立てる人も少なくてすみ、連鎖的に原価が低くなる」
「これまでは新興国で生産する際も、日米欧で発売した車と同じ図面を使っていた。だが、
地域によっては不必要な機能もある。今回は、インドの部品メーカーの設備や工法でも
つくれるように、材料や図面を変え、現地で調達する部品を多くした」
―新規に取引する現地の部品メーカー数は。
「20~30ぐらい。マルチスズキやタタ自動車の子会社からも調達する。
これまで採用していた日系メーカーの部品をやめ、現地メーカーへの切り替えも大胆に進めた」
―物流費の軽減策は。
「部品工場のあるデリーと、トヨタの車体工場のある南部のバンガロールは、1500キロ以上も
離れている。例えば、効率的に部品が運べるよう、部品を入れる箱の大きさに合わせ、部品を
短くした。少しサイズを変えるだけで、1.5倍も多く運べる」
―インド以外の新興国での低価格車戦略は。
「インドで車を生産できれば、どこの国でもできるという自信を得た。
高性能で高価な車も必要だが、新興国には新興国なりのつくりやすい車の構造がある。
トヨタは今回、安く車をつくるという引き出しを手に入れた。安くつくる技術を培わないと、
これからの世界で勝ち残れない」
-以上です-
トヨタ自動車の則武義典チーフエンジニア=5日、ニューデリー
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トヨタ URLリンク(www.toyota.co.jp)
株価 URLリンク(company.nikkei.co.jp)
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