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【ムンバイ＝黒沼勇史】自動車市場の成長が続くインドの首都ニューデリーで５日、
自動車の展示会「デリーオートエキスポ」が開幕する。
前回開催の2008年１月に比べ海外勢の参加は100社増の800社に膨らむ。
４月開催の中国・北京の展示会も規模が拡大する見通し。08年秋以降の世界同時不況を受け、
世界自動車各社の新興国重視の姿勢は強まっており、
モーターショーへの参加でも新興国シフトが鮮明になりそうだ。
ニューデリーの展示会はインド国内勢1300社を含め2100社（部品メーカー含む）が参加する。
前回08年は２千社。展示面積は12万５千平方メートルと前回より広い。
乗用車シェアが45％の現地最大手スズキが新たな小型多目的車など17車種を出すほか、
シェア３％のトヨタ自動車も新興国向け戦略車を初披露する。
昨年10月の東京モーターショーに不参加だった独フォルクスワーゲン（ＶＷ）や
米ゼネラル・モーターズ（ＧＭ）も出展する。 (11:48)
URLﾘﾝｸ(www.nikkei.co.jp)