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日立製作所は29日、カザフスタン共和国の独立系卸電力会社「クリスタル・マネジ
メント社」から発電用の中規模ガスタービン3台を40億円で受注した、と発表した。
今回受注した中規模のH-25ガスタービンは、カザフスタンの地方都市クジル・
オルダ市の北130キロに位置するアクシャブラク油田内に建設されている発電所
向けで、容量は合計8万7000キロワット。発電所の運転開始は2011年後半を
予定している。
日立はアジア、中近東、アフリカを中心に約120台のH-25ガスタービンの
納入実績を持つ。カザフスタンは、急激な経済成長に伴い電力需要が拡大しており、
一部の地域では電力不足が深刻化している。電力不足の解消に向けガスタービンを
継続的に導入していくことが予想されている。日立は、今回の受注を弾みに同地域で
積極的に電力システム事業を展開し、高効率の機器・システムを提供することで、
海外事業の売り上げ拡大につなげる。
ソース:サンケイビズ
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