【医療】医療保険法案、米上院が可決:国民皆保険へ歴史的前進 [09/12/24]at BIZPLUS
【医療】医療保険法案、米上院が可決:国民皆保険へ歴史的前進 [09/12/24] - 暇つぶし2ch1:本多工務店φ ★
09/12/25 02:16:41
米上院(定数100)本会議は24日、オバマ大統領が内政上の最重要懸案に掲げる医療保険制度改革法案の採決を行い、
民主党の賛成多数で可決した。

第2次大戦後の歴代民主党政権が悲願としてきた同改革の実現に向け、歴史的前進を果たした。
ただ、法案成立には、下院が可決済みの法案と一本化した上で再可決することが必要で、曲折も予想される。

票数は賛成60、反対39だった。
民主党(同党系無所属2人を含む)議員全員が賛成票を投じ、共和党は欠席した1人を除き全員が反対した。
採決後、オバマ大統領はホワイトハウスで記者団に対し、法案の上院通過を「画期的出来事」とし、
「国民に安全と安定を提供する、真の改革が実現しようとしている」と述べた。

民主党のハリー・リード上院院内総務は、「これは、米国民にとっての勝利だ」と述べた。

上院法案の最大の特徴は、オバマ大統領が唱えていた、公的保険制度の導入を見送ったことだ。
代わりに、連邦政府が民間保険会社と提携し、無保険者に安価な保険を提供する。
現在約4600万人の無保険者のうち、今後10年間で3100万人が新たに加入。
加入率は83%から94%に上昇し、事実上の国民皆保険が実現するとしている。
今後10年間で8710億ドル(約79兆4439億円)の支出が必要となる見込みだ。

米CNNテレビとオピニオン・リサーチ社が今月16~20日に行った世論調査では、
同法案に対する支持率は、同月初旬実施の前回調査に比べ6ポイント上昇し42%となった。
不支持は56%と依然高いものの、法案成立が現実味を増すにつれ、国民の期待が広がっていることをうかがわせた。

ただ、上院案が改革の最大の柱だったはずの公的保険の導入を見送ったのは、共和党の議事妨害阻止に必要な60票を確保するためだった。
背景には反対派に大幅に妥協してでも法案成立を優先させざるを得ない、大統領の苦しい事情が透けて見える。

大統領が当初、年内の法案成立を図ったのは、上院での民主党の安定多数を背景に、
自らの支持率が高いうちに改革を推進させる狙いがあった。
しかし、支持率は既に5割を下回り始め、
法案の一本化では、下院案に公的保険制度の導入を盛り込んだ同党リベラル派の巻き返しが予想される。
調整が長引けば、来年11月の中間選挙をにらみ議員の支持取りまとめはさらに困難になりそうだ。

審議では与野党間の対立も決定的となり、来春にも上院で本格審議が始まる気候変動対策法案など、
他の重要法案の行方に影を落とすのは確実。
共和党のリンゼー・グラハム上院議員はCNNに対し
「医療保険制度改革のせいで、共和党が(気候変動法案でも)民主党と交渉の席につくのは難しくなった」と指摘した。

ソース:YOMIURI ONLINE
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)


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