09/12/24 11:49:30
JR東海は24日、リニア中央新幹線計画の建設費や需要予測の試算をまとめた調査報告書を、
前原誠司国土交通相に提出した。国交省は来年度、国交相の諮問機関である交通政策審議会にかけ、
報告書をもとに、ルートや駅の位置、建設費負担などを検討する。リニア計画は2025年の
東京―名古屋開業を目指し、国に議論の場を移す。
報告書には、想定される三つのルート別に、路線の長さや建設費、需要予測などの試算が併記された。
JR東海が希望するのは、南アルプスに約20キロのトンネルを通し、東京―名古屋間をほぼ直線で
貫くルート。
一方、長野県は、南アの北側をまわって諏訪市付近を通る伊那谷ルート(迂回=うかい=ルート)での
建設を主張している。
両ルートを比較すると、東京―大阪を結ぶ直線ルートの場合、建設費(中間駅を除く)は
約8兆4400億円で、迂回ルートよりも約6500億円安い。
所要時間は最速67分で、7分短い。
直線ルートが有利な試算になっているが、JR東海はルートの優劣について明記せず、判断を交政審に
ゆだねた。
交政審は1~2年程度かけて議論。国交相は答申を受けて整備計画を決定し、建設の指示を出す。
リニア新幹線が、現在の基本計画から整備計画に格上げされれば、1973年の北海道、東北、北陸、
九州の各整備新幹線以来。着工は15年ごろの見通し。JR東海は25年に東京―名古屋で開業し、
45年に大阪までの延伸を目指している。
ソースは
URLリンク(www.asahi.com)
■JR東海 URLリンク(jr-central.co.jp)
2009.12.24 中央新幹線(東京都・大阪市間)調査報告書の提出について
URLリンク(jr-central.co.jp)
「調査報告書」 ( 21kb / PDFファイル)
URLリンク(jr-central.co.jp)
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