【コラム】民主の“高速逆走”で危機に瀕した日本経済(財部誠一)[09/12/17]at BIZPLUS
【コラム】民主の“高速逆走”で危機に瀕した日本経済(財部誠一)[09/12/17] - 暇つぶし2ch1:本多工務店φ ★
09/12/18 01:42:00
若葉マークをつけた新米ドライバーが危なっかしいのはやむを得ない。
アクセルを踏むべき時に踏み込めなかったり、ブレーキのタイミングが遅すぎたり早すぎたり。
ベテランドライバーたちが寛容にそれを受け入れることで、新米は一人前に成長していく。

リアルに危ない民主の経済運営

政権交代からまだ3か月あまり。
鳩山政権に対しても、多くの国民は若葉マークに免じて目をつむってきた。
しかし物事には限度というものがある。
いかな新米ドライバーとはいえ、高速道路を逆走するような行為は絶対に許されない。
それはドライビングテクニックの問題ではなく、他人を巻き添えにした自殺行為以外のなにものでもないからだ。
経済・財政運営をみる限り、残念ながら鳩山政権は完全に高速道路を逆走し始めたというほかない。
“危なっかしい”のではなくリアルに“危ない”。
成長戦略が皆無であることを散々非難されたために、鳩山政権は菅直人国家戦略相を中心とする「成長戦略策定会議」を12月15日に立ち上げたが、
正直言って、絶望的だ。

なぜか。

思想が間違えているからだ。

16日には国家戦略室が新たな成長戦略策定のために有識者から意見聴取する会を開いた。
席上、竹中平蔵元経済財政相と菅直人国家戦略相との間で激しい議論の応酬があったようだ。
「経済成長の基礎は供給側になければいけない」という竹中氏に対して、
菅氏は「需要側が重要だ」と譲らなかったとNIKKEI NETが速報していたが、菅氏のこの発言は民主党政権の誤った成長戦略思想を象徴している。

企業の国際競争力アップが重要

企業が競争力をつけることよりも、国民にカネを直接給付(=カネのばらまき)さえすれば、
可処分所得が上昇し、消費が拡大し、経済成長を促すという宗教的情熱を民主党幹部は一様に抱いている。

菅氏ひきいる国家戦略室内の空気は常軌を逸していると関係者は驚きの声を隠さない。
「民主党の経済・財政運営をひと言で言えば『有権者に直接カネを配る』ことに尽きます。終始一貫、カネを配るのみです」
政権交代後、新政権は前政権ができなかったことをやりたがるものだ。
だが実際に政権をとってみると、それが簡単ではないことを痛感するものだが、
民主党政権の特徴は「前政権を全否定」することが民意だと完全な取り違えをしている。
経済運営については完全なる全否定だ。

大企業は悪。これが民主党政権の思想である。
しかも大企業は自民党支持団体であり、彼等を利するような政策は断じてあってはならないという態度に終始している。
自国企業の国際競争力をいかにアップさせるかに世界各国が必死で取り組んでいるというのに、
日本政府だけが自国企業叩きに精をだしている。
大切なのは労働者だ、生活者だといくら叫んだところで、
雇用の場を提供する企業の競争力が劣化し続ければ、労働者も生活者も救いようがないという現実を民主党はまったく理解していない。

>>2に続く

ソース:nikkei BPnet
URLリンク(www.nikkeibp.co.jp)


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