09/12/16 08:38:22
九州新幹線長崎ルートなどへの導入を目指して鉄道建設・運輸施設整備支援機構が
開発中のフリーゲージトレイン(軌間可変電車、FGT)が、近く開発目標の
最高時速270キロメートルを達成する見通しになった。
新幹線区間での高速走行をクリアできるメドはついたが、在来線の急カーブを
高速走行できないため、今後は新しい台車の開発が課題となる。
FGTは8月8日未明から九州新幹線鹿児島ルートの新水俣―川内駅間
(約49キロメートル)で高速走行試験を開始。
今月14日未明の27回目の走行試験で時速265キロを記録した。
予定では20日未明に再度、同265キロメートルの走行試験を実施した後、
23日未明に同270キロメートルの試験に挑むという。
川内駅の車両基地を出発した試験車は12キロメートル程度離れた
第3紫尾山トンネルに入り、トンネル内で最高速度に達する見込みという。
現在の九州新幹線の最高速度は時速260キロ。高速試験走行の目標を達成すれば、
新幹線区間を営業走行するのに要求される性能を満たすことになる。
ソースは
URLリンク(www.nikkei.co.jp)