09/12/14 14:07:52
携帯ゲーム機の通信機能を利用して地域活性化を図る試み「DRAGON QUEST9
すれ違いフェスin徳島市」が13日、徳島市中心部の商店街で開かれる。企画したのは、
徳島出身の大学生らで作る徳島活性化学生委員会と徳島大学の学生。ゲームで集まった
お客たちにイベントやカフェでひとときを楽しんでもらい、リピーターの増加を狙う。
携帯ゲーム機ニンテンドーDSには、プレーヤー同士が近寄るだけでデータ交換できる
機能「すれちがい通信」がある。人気ゲーム「ドラゴンクエスト9」では、その機能を
使って珍しいアイテムの在りかを示す「宝の地図」が交換できることから、東京・秋葉原
に人だかりができたことが報道されたほどだ。今回の企画は、「すれちがい通信」を
集客に生かす。
きっかけはインターネットでのニュース。9月下旬の「東京ゲームショウ2009」で、
ドラクエの販売元、スクウェア・エニックスが都道府県別に「すれちがい通信」利用者数
の途中経過を発表した。
当時、徳島県は3万2103人で最下位(最終集計は9万9364人で37位)。
1位は東京都の1489万6508人(同1549万5047人)だった。徳島活性化
学生委員会で「徳島には、人がすれ違う環境さえない」との声が上がった。利用者数を
増やして街のにぎわいも取り戻せないか、と知恵を絞った。
企画に参加するのは、徳島市中心部にある東新町、かごや町、銀座、ボードウオーク、
南新町、東船場、ろくえもん通りの各商店街だ。
五つのブースを基点にデータ交換の場を提供するほか、ブースを巡ると「徳島大学生の
家庭教師券」などの景品が当たるスタンプラリーもある。また、02年に新潟市で
始まった人気フリーぺーパー「美少女図鑑」の徳島版創刊記念の先行配布や、メークと
ネイルケアを格安料金でしてくれるコーナーもある。
同委員会の内藤佐和子代表は「イベントに参加して町を歩いて欲しい。色んな発見が
ありますよ」と呼びかけている。学生たちが作ったブログ(URLリンク(ameblo.jp)
-students/)で活動ぶりを紹介している。
◎ソース
URLリンク(mytown.asahi.com)