09/12/12 00:32:44
京畿道安養市の液晶パネル生産設備メーカー、東亜エルテックは、13件の特許を保有しており、
大企業にも製品を納入している。液晶パネルの好況で、今年の売上高を前年比倍増の320億ウォン
(約24億2000万円)と見込んでいる。1987年の会社設立以来、一度も営業赤字を出したことがない同社だが、
朴宰圭(パク・ジェギュ)代表は「創業時よりも最近は悩みの種が多い」と話す。
「今後2-3年は液晶パネルでやっていけるだろうが、5-10年後に会社を維持できる分野を
見つけなければ、一気にがけっぷちに追い込まれることもあり得る」
このため、同社は今年4月に未来アセット・グループが保有していた有機発光ダイオード(OLED)
設備メーカーを買収した。さらに、投資会社を通じ、日本の中小企業買収を進めている。液晶パネル関連の
基礎技術を保有する企業とグリーンエネルギー関連の企業が対象だ。
朴代表の投資コンサルタントを務めるベクストン投資諮問のパク・サンヒョン理事は「家業を継ぐ人がなく、
優秀な技術力がありながらも廃業する日本企業が毎年7万社以上ある。日本企業を買収、合併し、新たな
成長源を探そうとする韓国企業からの問い合わせが多い」と話した。
■4社が新技術を共同開発
中小企業が新たな成長源を探るため、高い技術力を持つ日本企業を買収しようという試みが増えている。
異分野の中小企業が協力し、技術開発に取り組むケースも見られる。
大邱市にある空気圧縮機メーカーのメガコムは昨年、地元の中小企業2社、大学2校と共同でエネルギー
節約型空気圧縮機を開発し、特許を取得した。 2005年から技術開発を進めてきたが、社内の研究要員が
5人しかおらず、開発は遅々として進まなかった。そこで、中小企業異業種中央会を通じ、設計業者の
創業産業、部品メーカーの勝利ENGと共同開発を開始し、わずか1年足らずで製品化にこぎ着けた。
新製品は従来の空気圧縮機の4分の1のサイズで、設置空間を節約できる上、エネルギー効率の高いのが
特長で、今年ベトナムに10台を輸出した。メガコムのソン・ミヒャン社長は「共同開発製品の反応は良好で、
今年の売上高は昨年の2倍前後が見込まれる」と自信を見せた。
▽ソース:朝鮮日報 (2009/12/11)
URLリンク(www.chosunonline.com)
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