09/12/11 12:27:25
中国のウェブサイト、中国家電網に
「中国市場に投入される日本製品は決して先進的ではない」
と題する文章が掲載されている。
当文章は日本と中国のエンジニアから寄せられた意見を元に綴られた文章であり、
エンジニアと消費者という二つの視点で『日本製品』を分析している。
最初に記事が指摘したのは、中国人消費者は中国市場に投入される日本製品は
先進的ではないと感じているという点だ。
続けて、「日本企業は中国市場で日本製品が売れないのは、
高品質かつハイテクノロジーによる『高い価格』が原因だと思っているようだが、
それは誤解である」と指摘し、
「品質も技術も欧米企業はおろか韓国企業にも劣っていることがある」とした。
続けて、「デジタルカメラや液晶テレビから自動車にいたるまで、
日本企業は中国市場で多くのリコールを行っている」、
「中国で販売されている日本企業の製品は、とてもじゃないが質が良いとは言えない」、
「1980年代の日本製品は卓越(たくえつ)した存在だった。
90年代の日本製品は優秀だった。
そして現在の日本製品は『比較的良い』という立場だ」、
「日本製品はすでに高品質の代名詞ではなくなった」
などという実際の中国人消費者からの声を紹介した。
日本企業全般に対する評価として、「中国の日本企業は行動が遅い」
と指摘しているほか、中国市場における日本企業のパフィーマンスが優れないのは、
携帯電話市場とも大いに関係があると指摘。
日本メーカーは中国の携帯電話市場で惨敗した過去があるが、記事では
「テレビやデジカメを購入する際、
ユーザーは自分が使用する携帯電話と同じブランドのものを
購入する傾向があるため、携帯電話はブランドとユーザーをつなぐ身近な『橋』
でもありながらも、ほかの製品への影響力が非常に大きい。
日本企業は携帯電話というひとつの市場を獲得できなかっただけに見えるが、
実はその背後にある大きな家電市場も失ったのだ」と指摘している。
URLリンク(news.searchina.ne.jp)