09/12/10 02:47:27
政府の行政刷新会議の「事業仕分け」で事実上の凍結と判定された「次世代スーパー
コンピューター技術」の開発予算が、2010年度予算案に盛り込まれる見通しとなった。
政府の総合科学技術会議(議長・鳩山首相)が9日の会合で同事業が必要だと判定し、
首相も判定を予算に反映させる意向を示したためだ。
総合科学技術会議はこの会合で、10年度予算案に盛り込む科学技術関連予算の有識者
議員らによる優先度判定を了承した。スパコン開発関連予算については、「必要な改善を
しつつ推進する」と結論づけた。首相は会合で、「貴重な意見を大事に受け止め、予算に
十分反映できるように努力したい」と述べた。
優先度判定は科学技術予算の査定基準となるもので、同会議が毎年、独自に行っている。
今回は事業仕分けに対抗する意味を持つことになり、仕分けで「3分の1から半額の
予算削減」とされた大型放射光施設「スプリング8」を「着実・効率的に実施」とする
など、異なる判断が相次いだ。
会合では、10年度予算の編成に関し、「厳しい財政状況も踏まえつつ、必要な科学
技術予算の確保に努める」とする基本方針を決定した。菅国家戦略相は会合後の記者
会見で、「行政刷新会議の結論に加え、総合科学技術会議の結論も勘案したうえで、
総合的に判断する」と語った。
ソース:YOMIURI ONLINE
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)
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