09/12/08 22:38:28
内閣府が8日発表した11月の景気ウォッチャー調査によると、街角の景況感を3カ月
前と比較した現状判断指数は前月比7・0ポイント低下の33・9となり、2カ月連続で
悪化した。ボーナス減や景気対策効果の失速に加え、物価下落が幅広い分野に影響を
与えた。下落幅は現行調査となった平成13年8月以降で最大となり、景気の「二番底」
懸念が現実味を帯びてきた。
これを受け、内閣府は景気の総合判断を「下げ止まっていたものの、このところ弱い
動きが広がっている」と2カ月連続で下方修正した。政府が先月、3年5カ月ぶりに
デフレ宣言をしたことを受け、「低価格商品が売れ、売り上げが激減している」(食料品
製造業)といった声が目立った。
2、3カ月先を示す先行き判断指数は8・3ポイント低下の34・5。下落幅は最大で
先行きの不透明感が増している。地域別では、現状判断指数が全国11地域すべてで
低下した。
同調査はタクシー運転手や飲食店経営者など、景気に敏感な職種に就く2050人が
景況感を5段階で評価したものを指数化している。
ソース:MSN産経ニュース
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