09/12/06 22:06:54
08年度の道内の生活保護受給世帯数は9万6931世帯(14万1273人)で、生活保護費は
2293億6730万円に上ることが、道のまとめで分かった。98年度と比べると、世帯数で58・2%、
保護費は41%増えている。また、不正受給は08年度に1405件発覚し、金額は6億2500万円に上った。
98年度の受給世帯数は6万1282世帯(9万4374人)。生活保護費は1625億1380万円
だった。生活保護が必要な人が増えたことについて道福祉援護課は「経済状況が道外よりも悪く、
高齢化が全国平均よりも速いペースで進んでいることが背景にある」と説明する。
一方、08年度に発覚した不正受給の内訳は、働いて得た収入の未申告や過少申告が977件と最多。
ほかには年金や保険金、資産収入の未申告があった。発覚した9割が、保健福祉事務所の調査が
きっかけだったが、住民などの通報や投書などから分かったケースも92件あった。
道は09年度から受給世帯を抜き打ちで訪問したり、保健福祉事務所に警察官OBを配置して
暴力団関係者に対処させるなど、不正防止策を強化している。【鈴木勝一】
ソース:毎日jp [09/12/06]
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