09/11/30 12:11:13 fsHlTm+k
>>600
>FRBは必死にドルを減価しようとしてるだろ。オバマも中国の為替介入を非難し、アメリカの大量の貿易赤字を是正されるべきだと言ってる。
>長期的には単に名目が変わるだけで実質は変わらない。短期的には経済を刺激する。
>WTO時代だから為替の減価が重要なんだよ。
国の富という意味ではドルレートがどう変わろうと関係ない。
レートが変わっても現時点ある富が増えも減りもしない。
しかし、永遠に続く資源大国などでなければ富は生み出す努力をしなければ、レートとは関係なく減っていく。
米国の問題は、国の富自体が大きく毀損している(生み出す力が減っている)のを覆い隠して、ドルレートを守ることで豊かさを守ってきた。
ドルの減価の意味は、米国の身の丈にあった本当の国力に対応するレートまでソフトランディングさせるということ。
ドルの減価は米国の事情だし、米国ほどの水ぶくれした巨大な経済を助けることなど出来る国はない。
ですから米国は、せめて非常に恐れているドルの急落が起きないよう、ソフトランディングするまで支えて欲しいと願っている。
しかし、これに日本がつき合えば、減価するドルとともに、我が国の富を蒸発させるだけのことになる。
かつての小泉・竹中時代を含めて公式でも100兆円。一説によれば400とも600兆円といわれる
巨額の米債を人質にとられた日本がこれ以上の負担をすべきではない。