09/11/24 23:34:55
政府の「デフレ」認定を受けて、24日の閣議後の記者会見などでは、
関係閣僚からデフレ克服に向け、日本銀行の協力を求める声などが相次いだ。
亀井金融相は
「日銀は眠り病にかかっている」と述べ、日銀が追加的な金融緩和に否定的なことに強い不快感を示した。
藤井財務相も
「金融の役割は大事」などと発言し、デフレ克服に向けて、日銀が金融政策面で果たすべき責任は大きいとの認識を示した。
政府内には、日銀のデフレに対する危機感の乏しさに対して不満がくすぶり始めており、
デフレ認定を受けて、金融緩和を求める声は一段と強まりそうだ。
ただ、財政面の対策では、亀井金融相が今年度の第2次補正予算を11兆円規模に膨らませる積極的な財政に踏み込むべきだとの考えを示した。
一方、藤井財務相は
「需要不足への対策を財政(出動)だけでやるのは、主たる役割ではない」と述べ、慎重な姿勢を示すなど、
政府内も一枚岩ではないことが浮き彫りになった。
ソース:YOMIURI ONLINE
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