09/11/23 07:56:57
日産自動車は22日、中国・広州市政府と共同で、電気自動車(EV)の現地生産の検討を
始めると発表した。これまでの中国の政府側との協力はEVの普及活動が中心だったが、
今回は製造販売分野まで踏み込む。日産は2011年から中国市場にEVを投入する方針を
表明している。広州を現地生産拠点の有力候補地として製販の体制を整え、中国での
EV事業拡大を目指す。
日産・ルノー連合、日産と中国自動車大手、東風汽車集団(湖北省)の合弁会社である東風汽車、
広州市政府が「電気自動車の産業発展を共同推進する覚書」に調印した。充電設備の整備や
購入補助金などの普及策に加え、工場建設に向けた政府支援策なども検討するとみられる。
日産の西川広人副社長は記者会見で「広州でのEVの現地生産の初期段階の検討に着手する。
市場状況や経済合理性を見極めたうえで(工場建設を正式に)決定する」と述べた。
張広寧・広州市長は「日産との協力をテコに電気自動車の量産化を後押ししていく」と話した。
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