09/11/20 09:46:14
福岡中央労働基準監督署(福岡市)は19日、大手予備校「河合塾」(本部・名古屋市)の
福岡校に対し、非常勤講師との契約形態を改めるよう是正勧告した。関係者への取材でわかった。
これまではすべての非常勤講師と業務委託契約を結んでいたが、基本的に雇用契約に
改めるよう求めている。
同労基署に申し立てをしていた熊本市の元講師の男性(55)や河合塾によると、
業務委託契約の場合、他社の業務にも自由に従事できる一方、労災保険が適用されないなどの
不利な面がある。
労基署は直接雇用の実態がある講師については雇用契約を結んで雇用条件を明示するとともに、
就業規則を周知徹底するよう求めたという。
労基署は来年2月までに、状況が改善されたかどうかの報告を河合塾に求めている。
河合塾法務部によると、来年度から非常勤講師は業務委託契約か、雇用契約かを選べるようにして、
その内容を報告する方針という。
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